
麻布大学硬式庭球部 創立50周年記念祝賀会 開催報告
2025年7月13日、中央区銀座の「for ENERNITY(フォーエタニティ)」にて、麻布大学硬式庭球部の創立50周年を記念する祝賀会が盛大に執り行われました。当日は、初代顧問の故藤本正典先生、第2代顧問の荻原利彦先生および現顧問をはじめ、北は北海道から南は沖縄県まで、昭和49年入学の先輩から令和6年入学の学生まで、総勢108人にご参集いただきました。半世紀にわたる歩みを振り返るとともに、今後のさらなる発展を誓い合う、大変有意義な時間となりました。
式典では、鈴木尚人OB会長(平成17年卒業)による開会の挨拶にて開幕し、続いて、現顧問・平健介先生(獣医学部寄生虫学研究室教授)および第2代顧問よりお言葉をいただきました。また、初代部員から現役部員に至るまで、多くの皆様より、貴重な思い出や現在の活動状況あるいは今後に向けた抱負が語られ、世代を超えた思いの継承がなされました。
会場内では、50年の歩みを振り返る記念映像やスライドショーが常時上映され、参加者一同がその歴史を共有し、数々の笑顔と感動に包まれました。他にも、今年度予定の「現役学生とOBOGとの交流試合・練習」の開催についての審議、還暦OBOGのお祝いなどが行われ、また、麻布カラー・紫色の50周年記念タオルが全員に配布されました。
本祝賀会を通じて、世代を超えた交流がより一層深まり、部活動を通じた「つながり」の尊さ・意義・重要性を強く感じました。最後には、全員で記念撮影を行い、祝賀会は盛会裏に終了しました。日頃より硬式庭球部の活動を支えてくださっている麻布大学そして関係各位に、心より感謝いたします。

顧問挨拶(平健介先生):
創立50周年という節目を迎え、皆様とこの喜びを分かち合えることを嬉しく思います。麻布大学は135年の歴史を有する伝統ある学府であり、古くは軍馬との関わりが深く、「文武両道」の精神を大切に育んできました。この精神は今もなお脈々と受け継がれており、部員たちの姿勢にも確かなかたちで表れています。硬式庭球部は代々、礼儀を重んじ、たゆまない努力と挑戦を積み重ねてきました。伝統を大切にしながら活動を継続してきたことは、学内でも高く評価されています。これからの10年、20年、そして次の50年に向けて、この素晴らしい伝統を守り、さらに魅力ある部へ発展していくことを心より願っております。OBOGの皆様におかれましては、今後も変わらぬご支援ご指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

麻布大学硬式庭球部OB会副会長 佐伯新介(平成21年卒業)