
獣医学共用試験がはじまりました
こんにちは、獣医学科の広報担当です。5月27日に行われたVetOSCE(獣医臨床技能評価試験)について報告します。この試験は、5年生全員を対象とした実地試験であり、学生たちの知識と技能を評価する重要なステップです。今回は、この試験の概要と、試験を通過した学生たちが次に進む実習について紹介します。
VetOSCEとは?
VetOSCE(Objective Structured Clinical Examination)は、学生が獣医師としての実地技能を評価される試験です。この試験は、様々な臨床シナリオを模擬したステーションで構成されており、学生は各ステーションで与えられたタスクをこなすことで評価されます。例えば、動物の診察、診断技術、コミュニケーションスキルなどが評価項目に含まれます。今年のVetOSCEは、5月27日に行われ、5年生全員が参加しました。学生たちは、厳しい練習と準備を経て、この重要な試験に挑みました。各ステーションでは、リアルな臨床シナリオが再現され、学生たちは限られた時間内で最適な対応を求められました。試験官たちは、学生の技術力と問題解決能力を厳格に評価しました。
CBT(コンピュータベーステスト)との連携
VetOSCEと並行して実施されるCBT(コンピュータベーステスト)は、学生の理論的な知識を評価する試験です。VetOSCEが実技の評価であるのに対し、CBTは筆記試験形式で行われ、獣医学の基礎知識から臨床応用まで幅広い範囲が出題されます。これら二つの試験を通過することで、学生は総合的な評価を受けます。
Student Doctorとしての実習許可
VetOSCEとCBTを無事に通過した学生は、Student Doctor(学生獣医師)として動物病院での実習が許可されます。これにより、学生たちは実際の臨床現場での経験を積むことができ、将来の獣医師としてのスキルをさらに磨くことができます。実習では、動物の診察や治療、飼い主とのコミュニケーションなど、幅広い実務経験が求められます。
まとめ
5月末に行われたVetOSCEは、5年生の皆さんにとって重要な試験であり、次なるステップへの大きな一歩です。試験を通過した皆さんは、Student Doctorとしての実習を通じて、さらなる成長を遂げることでしょう。大学としても、皆さんの成功を全力でサポートします。これからの実習での経験が、皆さんの将来にとって貴重な財産となることを願っています。
引き続き、皆さんの学びと成長を応援しています。一緒に頑張りましょう!