麻布大学

獣医学部

動物応用科学科ANIMAL SCIENCE AND BIOTECHNOLOGY

研究室一覧

  • 動物資源育種学研究室
    動物の示す行動のさまざまな謎を遺伝子レベルで解き明かします

    准教授:戸張 靖子[小鳥の歌の科学ユニット]、神作 宜男[行動遺伝学ユニット]
    研究テーマ
    動物の音声の多様性および繁殖行動に及ぼす遺伝情報の影響を探る

    ヒトを含めた動物の社会を成り立たせる基盤のひとつである音声によるコミュニケーションの研究を推進しています。また、鳥類の就巣行動の機構を解明し、絶滅危惧鳥類の保全とともに家禽の産卵率向上をめざしています。
    研究対象
    スズメ目カエデチョウ科、キジ目キジ科、ニホンジカ
  • 動物繁殖学研究室
    動物の生殖を対象とした総合(設計)生命科学を展開しています

    教授:柏崎 直巳[動物生殖工学ユニット]、 伊藤 潤哉[分子生殖科学ユニット]
    研究テーマ
    哺乳類の生殖メカニズムを明らかにする

    家畜の受胎率低下や野生動物の絶滅危惧、さらにはヒトの不妊症など動物の生殖・繁殖が世界的に問題となっています。私達は生殖・繁殖メカニズムを明らかにし、この問題を解決することをめざします。
    研究対象
    実験動物(マウス)および家畜(ブタ、ウシ)
  • 動物工学研究室
    動物工学を駆使して社会課題の解決をめざします

    教授:田中 和明[動物遺伝情報研究ユニット]
    講師:大我 政敏[受精生殖エピゲノムユニット]
    研究テーマ
    動物の遺伝情報の解析および生殖と発生

    遺伝情報の分析技術を駆使して、野生動物の保全、家畜の改良および、遺伝疾患動物の原因探索を行います。また、発生工学技術を駆使して、少子高齢化を解決するための不妊治療にも役立つ生殖技術の開発を行います。
    研究対象
    野生動物(ニホンカモシカ、ニホンジカ)、実験動物(マウス)、家畜(ブタ、ウシ、イヌ)
  • 動物行動管理学研究室
    動物の行動と管理を理解し、動物と人双方の生活の質の向上をめざします

    教授:塚田 英晴(兼務)
    講師:加瀨 ちひろ[応用動物行動学ユニット]、 池田 裕美[動物行動栄養学ユニット]
    研究テーマ
    動物の状態を知り、管理に生かす

    動物の状態を行動、心理、生理面から探り、その知見を飼育動物、野生動物の管理と人と動物双方のQOL向上に生かします。
    研究対象
    産業動物、動物園動物、愛護動物、野生動物、実験動物
  • 野生動物学研究室
    野生動物を理解し、人間社会との共生のあり方を探ります

    教授:塚田 英晴[野生動物保全管理ユニット]
    准教授:山本 誉士[動物時空間解析ユニット]
    研究テーマ
    人と野生動物の共生をめざす

    野生動物の行動や生態の理解を基礎とし、動物の社会関係の解明、データロガーによる行動記録などにより、保全や被害をめぐる社会問題の解決をめざします。
    研究対象
    野生動物(哺乳類・鳥類・爬虫類)、動物園・水族館動物
  • 介在動物学研究室
    ヒトと動物の共生のあり方とそれによる恩恵を調べ、共生未来社会へ貢献します

    教授:菊水 健史[動物社会内分泌ユニット]
    准教授:永澤 美保[同調的共生ユニット]
    研究テーマ
    ヒトと動物の互恵的関係から共生社会をつくる

    ヒトと動物の互恵的関係を、歴史的、文化的、生物学的観点から明らかにし、ヒトと動物の共生を成り立たせる未来社会を提言できるような研究を行い、豊かな共生社会に貢献します。
    研究対象
    イヌ、ネコ、ヒト
  • 伴侶動物学研究室
    動物の“こころ”の成り立ちの科学的な理解をめざします

    教授:茂木 一孝[動物社会神経科学ユニット]
    講師:今野 晃嗣[動物社会認知科学ユニット]
    研究テーマ
    動物のもつ社会的な心の科学的理解

    動物の社会性やコミュニケーション能力を神経科学・発達行動学・遺伝学的側面などから解析することで、動物の心を理解し、伴侶動物との新たな関係構築をめざします。
    研究対象
    マウス、イヌ
  • 比較毒性学研究室
    化学物質の生体への影響を科学的に解析しています

    准教授:宗綱 栄二[環境病因学ユニット]
    講師:寺川 純平[ゲノム編集・疾患モデルユニット]
    研究テーマ
    環境化学物質による病気の原因を探る

    早期ライフステージの環境剌激(化学物質や医薬品の暴露)によって引き起こされる病気の発症メカニズムを明らかにし、健康社会の実現に貢献します。
    研究対象
    マウス、ラット、培養細胞
  • 食品科学研究室
    動物性食品(肉・乳・卵)を加工する、食べる視点で科学的に解析しています

    准教授:水野谷 航[食肉・筋肉科学ユニット]、竹田 志郎[動物性食品機能ユニット]
    研究テーマ
    動物性食品(主に食肉と乳製品)

    食肉および筋肉の肉質の解析や野生鳥獣肉の利活用について研究しています。肉製品と乳製品に含まれる機能性成分を調べています。発酵や腐敗に関わる微生物の研究も行っています。
    研究対象
    食肉(家畜と野生動物)、チーズ、サラミ、乳酸菌
  • 動物資源経済学研究室
    牛乳・卵・肉の経済とビジネスの仕組みを知ることで健康な社会をつくります

    教授:大木 茂[畜産物フードシステムユニット]
    研究テーマ
    牛乳・卵・食肉のフードシステム研究

    今日注目されているアニマルウェルフェアに配慮した畜産食品の地球環境の保全に対する意義を理解し、その普及のための課題を探ります。
    研究対象
    産業動物、畜産食品の生産・流通・消費に関わる企業や人

総合科学部門

  • 化学研究室
    微生物がつくる未知の生理活性物質から人や動物の薬剤をめざす

    准教授:紙透 伸治、小林 直樹(兼務)
    研究テーマ
    微生物がつくる化合物から薬剤をめざす

    動物に生息する微生物がつくる化合物を単離し、これらがどのような効果を示すか培養細胞を使って調べることで薬剤をめざす。
    研究対象
    微生物、有機化合物、培養細胞
  • 生物学研究室
    質の高い独創性がある研究を追求し世界に発信する

    教授:佐原 弘益
    講師:西本 裕樹
    研究テーマ
    1.癌の生物学
    2.炎症性呼吸器疾患の病態と治療薬

    1.癌の基本的な性質を分子レベルで解明していく。2.炎症性呼吸器疾患の病態形成やその特徴と新規治療薬を探索する。
    研究対象
    1.腫瘍生物学 2.炎症・免疫、呼吸器系
  • 情報科学研究室
    情報科学を礎に生体膜の応用研究や画像の機械学習活用など幅広く

    講師:准教授:三澤 宣雄、西脇 洋一(兼務)
    研究テーマ
    生体膜の応用研究から機械学習に基づいた画像識別の応用まで幅広く

    脂質二重膜を反応場としたセンサ開発や細胞をはじめとする生体試料の画像識別に取り組んでいます。
    研究対象
    生体材料、細胞、膜タンパク質、核酸
  • 語学・人文学研究室
    動物をめぐる倫理思想と文化史を探る
    19世紀英国の貸本文化について研究する

    教授:石井 康夫 / 准教授:委文 光太郎
    講師:ジョナサン・リンチ(兼務)、城山 光子(兼務)
    研究テーマ
    動物観・倫理

    動物の「命」の尊さ、生命を持つものへの畏敬の念について考える。
    研究対象
    小動物・産業動物の倫理文化史
  • 数理科学研究室
    緻密な論理に立脚した普遍の真理の探求

    准教授:廣田 祐士、西脇 洋一(兼務)
    研究テーマ
    現象の記述と数学理論の究明

    現象や物事の機作を数学、特に幾何学の言葉で定式化し、背後に潜む数学的真理を探ります。
    研究対象
    対称性、トポロジー、力学系

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