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大磯高校で出張授業~野生動物による農作物被害をどう解決する?について問いかけました

9月26日、大磯高校1年生を対象とした「探求の種」の授業にて、麻布大学フィールドワークセンター長の江口祐輔教授が「野生動物による農作物被害」をテーマに講義を行いました。また、獣医学部動物応用科学科の加瀬ちひろ講師がファシリテーターとして進行をサポートしました。

授業ではまず、野生動物がもたらす農作物への被害の実態を紹介し、その上で「この問題をどう解決すればよいか?」という問いを生徒の皆さんに投げかけました。生徒たちからは多様なアイデアや意見が挙がり、動物の行動特性に関する映像や過去のデータをもとに、それぞれのアイデアの可能性について解説を行いました。

さらに、人間の行動が野生動物に与える影響や、被害が発生するメカニズムについても詳しく説明し、大磯町ではどのような野生動物の今代があるのか、そしてその課題をどう解決していくかを「探求の種」として生徒の皆さんに問いかけ、授業を締めくくりました。

今後は、本学で野生動物の行動や被害対策について学んでいる学生とともに再び高校を訪問し、生徒の皆さんのスライド作成をサポートする予定です。

麻布大学が大磯高校で出張授業

麻布大学が大磯高校で出張授業

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