麻布大学

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毎日新聞社主催大阪・天王寺動物園イベント「手で見るいのち」にて在学生が標本解説活動を行いました

「手で見るいのち」イベントに麻布大学が参加

11月15日(土)16日(日)に毎日新聞社主催「天王寺動物園で学ぶSDGzoo~みらいを紡ぐ仲間たち」が大阪・天王寺動物園で開催され、麻布大学いのちの博物館の骨格標本が出張し、獣医学部獣医保健看護学科で博物館元館長の島津教授と博物館解説サークル・ミュゼットの学生が解説活動を行いました。

このイベントは、体験授業やプラネタリウム、コンサート、スタンプラリー、ワークショップ、展示など、多彩なプログラムの中で、動物を通じて環境問題やいのちのつながりを親子で楽しく学ぶことができるイベントです。その中の一つ、「手で見るいのち」という企画の中で、昨年度からいのちの博物館の骨格標本をご利用いただき、今回も多くの方に本物の動物の骨に触れる体験をしていただきました。

1日目は、「手で見るいのち展」でいのちの博物館収蔵の骨格標本を展示し、来場者への解説を行いました。

「手で見るいのち」イベントに麻布大学が参加
画像の説明
「手で見るいのち」イベントに麻布大学が参加
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2日目は、大阪南視覚支援学校 川野先生による体験授業「手でみるいのち」のサポートを担当し、体験授業の合間には骨格標本の解説も実施いたしました。

「手で見るいのち」イベントに麻布大学が参加
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2日間のイベント参加にあたりご尽力くださいました島津先生からご感想をいただきました。

両日とも非常に多くの方々にご来場いただき、展示した骨を「見て・触れて・観察する」体験を通じて、生きものへの興味を深めていただく様子が見られました。
親子連れの来場者も多く、終始賑わいのあるイベントとなりました。実際の骨に触れていただく体験が、これほど多くの来場者の皆様に喜んでいただけるとは想像以上であり、麻布大学いのちの博物館ならではの価値が十分に発揮された企画であったと強く感じました。あわせて、博物館解説サークル「ミュゼット」の丁寧で温かい来場者対応も大変好評で、企画全体の魅力を一層高める要素となりました。

川野先生による体験授業「手でみるいのち」は、本学にとっても大きな刺激となり、多様な来場者への伝え方を学ぶ貴重な経験となりました。特に、視覚障害教育と博物館教育が交わる現場に立ち会い、多様な来場者に向けた伝え方を深く考える良い経験となりました。

これら一連の取り組みは、麻布大学における社会連携教育としても大変意義深く、学生にとっての成長の場としても大きな成果を得ることができたと感じます。

今後も、麻布大学いのちの博物館収蔵の実際に触れる本物の骨格標本を用い、博物館解説サークル「ミュゼット」が解説活動を行う場を積極的にサポートすることで、社会に貢献できる学生の育成につとめるとともに、より多くの方々に"いのちを学ぶ場"をお届けしたいと考えております。

当日の様子は以下PHOTOアーカイブ(写真ギャラリー)からもお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。

PHOTOアーカイブ:在学生が標本解説活動~毎日新聞社主催大阪・天王寺動物園イベント「手で見るいのち」