麻布大学

獣医学科教育課程ブログ

初等教育における専門科目の導入:獣医学への早期アプローチ

こんにちは、獣医学科の広報担当です。
本学の初年度では獣医学概論、獣医解剖学、獣医組織学、産業動物臨床基礎実習、
獣医生理学、獣医生化学など獣医学の基礎となる講義が設定されています。
今回は、本学のシラバスの特徴である、
初年度から獣医学に関する専門科目を学ぶメリットについて考察します。


早期からの専門教育の利点

  1. 基礎知識の早期習得: 専門科目を初等教育に取り入れることで、学生は早い段階で獣医学の基礎知識を習得します。これは、高度な学習に移行する際の基盤となり、理解を深める助けになります。

  2. 興味と情熱の早期発見: 若い時期から専門的な分野に触れることで、学生は自身の興味や情熱を早期に発見し、将来に向けた意欲を育むことができます。

  3. キャリアパスの早期形成: 専門教育への早期参加は、学生が自分自身のキャリアパスをより早く考え、計画する機会を提供します。

まとめ

本学のシラバスは、獣医学への早期の導入を通じて、学生が獣医師としてのキャリアに必要な知識、スキル、情熱を育むことを目的としています。このアプローチは、学生が自分の将来に向けた意思決定を早期に行い、獣医学という専門分野に対する深い理解と熱意を持つための基盤を築くことに貢献します。とにかく我々教員は6年間のモチベーションの維持には初年度における教育が重要だと考えています。