麻布大学

生命・環境科学部

環境科学科ENVIRONMENTAL SCIENCE

多彩な学びにより
「未来の環境」をまもる

気候変動、外来種による生態系への影響、野生動物による農作物被害、河川・土壌汚染など、環境を取り巻く問題は、近年ますます多様化しています。本学科では、生物学や化学を基盤に身近な生活環境から将来の環境課題までを幅広く学び、持続可能な環境を支える技術と専門知識を学びます。

学びのポイント

「未来の環境」をまもる
多彩な学び

気候、水、土壌、動植物、生態系、社会など、環境に関わる多彩な分野を学ぶことで、人と動物と環境の共生を実現する知識と技術を身につけます。

学びのポイント

徹底した実学主義。
豊富な実習と資格取得で
実践力を育成

学内での実験から野外のフィールドワークまで、豊富な実習で確かな技能を培います。授業の約3割が実習・演習科目であるほか、多くの環境系資格の取得が可能なカリキュラムとなっています。

学びのポイント

S D G sを実現するための
先進的な取り組み

SDGsの実現のため、企業や行政の環境課題に対し、学生が連携して解決に取り組むPBL型学習を推進しています。学生がさまざまな課題を自ら発見し、その解決策の提案に取り組みます。

ココが大事!

豊富な実習と多様なフィールドで環境を幅広く学ぶ

実験室からフィールドまで
豊富な実習で実践力を修得する

水や大気、土壌環境のアセスメント(評価)から野生動植物のフィールドワークまで、さまざまな実習を通じ、環境を取り巻く問題への興味関心を深めるとともに実践的な知識と技術を修得します。

企業や行政と連携し、
実際の環境課題に挑戦する

企業や行政とともに環境問題の解決に取り組むPBL型学習を行っています。データ収集やディスカッションを通じ、実社会の環境問題を発見し把握する能力と課題解決に取り組む実践力を培います。

人間社会の根幹となるインフラをまもり、
持続可能な社会を実現する

人間が社会活動を営むにあたり、必要基盤となるものが、水・大気・土壌であり、この基盤が揺らぐと持続可能な社会の実現が難しくなります。環境科学科では、労働者を病気や災害からまもる「衛生管理」、人々の健康をまもる「環境衛生」、人間社会の健康問題を解決するための「公衆衛生」などの分野に携わる人材を育成するため、実践的な学びを提供します。

学科の目的

環境を保全し健全な社会を持続的に発展させるために、環境衛生学、環境分析学、環境評価学および環境保全学を学び、環境問題を正確に把握し対応できる能力を身に付け、これまでに集積された科学技術を有効に活用し、環境保全や社会の持続的発展に貢献できる人材を養成する。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

健康な環境の創成を目標に、様々な環境の問題を発見し、その問題を解決することに粘り強く取り組める人材を育成するために、次のような人を求めている。

  1. 化学、生物、英語などの基礎学力を有している人。
  2. 環境保全や環境問題に強い関心がある人。
  3. 環境科学やその対策技術について学習意欲がある人。
  4. 環境科学科の教育理念、教育方針、教育内容等を理解し、環境保全や環境問題解決に貢献する強い意欲を持っている人。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
  1. 健康な環境を創造する意欲や社会に貢献する責任感を持ち、環境の諸問題を解決するために持続的に取り組むことができる。(環境に対する問題意識と愛情を持続する力)
  2. 環境の問題を正確に捉えるために、理化学的、生物学的、社会学的な調査・分析を行い、環境の実態(環境の健康度)とそのヒト、生態系および社会への影響を正しく評価することができる。(環境問題を発見・分析・把握する力)
  3. 健全な環境の保護・保全のために、技術的(自然科学)、社会的(社会科学)な知識を用いて、様々な環境の問題を制御・管理し、より健全な環境の創成に取り組むことができる。(環境問題を解決する力)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

環境科学科では、生命・環境科学部の理念・目的に基づき、ICTを活用したカリキュラムの充実をはかり、幅広い教養とともに、環境問題に関わる自然科学および社会科学に関する専門性を習得し、高い倫理観と環境と人と社会に対する深い愛情を身につけた人材を育成する。

  1. 1年次には大学生として必要な一般教養と、環境問題を学ぶ上で必須となる自然科学及び社会科学の導入科目を配置する。さらに、コミュニケーション能力を養うために、アクティブラーニングの要素を取り入れた科目を配置する。
  2. 専門科目においては、環境問題の把握や解決に必要な科学知識などを段階的に習得するように、講義・実習・演習を配置する。
  3. 環境問題を把握し解決する力を養うために、環境分析、環境衛生、環境評価、環境改善に関する自然科学系科目の講義・演習・実習を配置すると共に、社会科学系科目の講義を配置する。
  4. 能動的な思考や現実的な解決能力を養うために、卒業論文、課題研究やインターンシップを配置する。
  5. 化学物質の使用や労働衛生、社会調査に関する資格を取得できるように、必要な科目を配置する。

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