
環境生物学研究室
片平 浩孝先生- 衛生動物、寄生虫、生物保全をキーワードに
身近な生物の生態を解明する - 環境生物学研究室では、寄生虫から昆虫、魚類、海生哺乳類、外来リスまで、様々な生物を研究対象にして、環境生態や衛生環境の調査研究を行っています。
環境の変化や国際化に伴い、寄生虫や衛生動物(蚊・ゴキブリ・ダニ・ネズミなど)、外来生物の問題が新たに生じるようになりました。環境生物学研究室ではこれらの生物について、形態学・生態学・生化学・分子生物学等の知識を駆使して、基礎から応用研究まで幅広く進め、安全安心で持続可能な生活への貢献を目指しています。
また、北海道から沖縄までをフィールドとした研究では、エゾナキウサギや水鳥、イルカ、クジラ、トド、アザラシなどの海生哺乳類などを専門とする研究者とコラボして、学生が実際のフィールド調査を行い、野生動物の生態や保全に関する研究も行っています。