麻布大学

生命・環境科学部

環境科学科ENVIRONMENTAL SCIENCE

水という、生活に欠かせないものに
貢献する仕事ができて充実しています

購買担当

株式会社クリタス 購買部 購買課豊島 英都子

震災で感じた水の大切さと将来の道

 中学2年生の3月に東日本大震災で被災しました。私が暮らしていた地域では、ガスや電気などのライフラインが寸断され、特に水道は数週間たっても地下に水があふれだすなど被害が続きました。その経験から、水は私たちの生活で何物にも代えがたく欠かせないものであり、将来は水に関する仕事に就いて、社会生活を守りたいと思うようになりました。高校1年生のときには先生の勧めもあって、街の中に「津波波高標識(津波標識)」を設置するボランティア活動を行いました。この体験をきっかけに、環境保全や生物保護、ライフライン維持に対しても関心を持つようになりました。そんな高校生活だったので、大学選びは将来の仕事選びにつながるような学部で、さまざまなことを学べるところへ行きたいと考えていました。 詳細はこちら

環境を守るお手伝いができ、
やりがいを感じます

技師

中外テクノス株式会社池畑 太陽

研究活動を通して忍耐力がつき、思考力が向上

 私は子どものころから、環境問題についてできることから取り組んでいかなければならないと、漠然と考えていました。進路選択をする時期になると、地球温暖化防止が取り沙汰されるなど環境に対する意識が一層高まっていることを感じ、将来は環境分野の道に進みたいと思うようになりました。ただし一口に環境といっても幅広く、近年では環境を取り巻く問題が多様化しています。そこで、さまざまなアプローチから環境が学べ、自分の可能性が広がりそうだと感じた麻布大学を選びました。 詳細はこちら

水質汚濁防止法を
取り扱う業務に携わっています

技師

山梨県 中北林務環境事務所竹田 凌太郎

緑豊かで落ち着いた雰囲気に引かれ、麻布大学へ

 幼少期から自然が好きで、遊園地で遊ぶよりも森や海で生き物と触れ合うほうが楽しかったことを覚えています。高校生になると「環境関連の仕事がしたい」と思うようになり、環境を多面的に学べる麻布大学を志望しました。
 麻布大学を選んだ理由は、緑豊かで落ち着いたキャンパスの雰囲気に引かれたからです。都心のど真ん中にあるわけではなく、かといって公共交通機関が不便というわけでもない――自然にあふれ生活しやすい山梨で育った私に合っていると直感したのが、大学選びの決め手でした。私が予想した通り、飾らずありのままの自分で過ごせる環境がこの大学にはあり、自然体で接してくれる数多くの仲間がいました。 詳細はこちら

環境科学の知識を得て
今後は地元に貢献を

相模原市役所 環境経済局 環境共生部 環境保全課宮田 舞

ふたつの修学旅行を通じ、環境に興味を持つ

環境科学科を選んだきっかけは、ふたつの修学旅行にあります。小学生のときに訪れた足尾銅山では、煙害で荒廃した山に植樹しました。また、高校生のときに訪れた世界自然遺産の小笠原では、外来種を侵入させないよう靴底を洗浄したのが印象に残っています。壊れた自然を元に戻す、あるがままに自然を守る、その両方を体験して環境学に興味を持つに至りました。
また、麻布大学附属高校にいたため、「地域環境政策研究室」が行う相模原市の休耕田での活動にも参加させていただきました。この体験が、市役所志望の理由へとつながっていきます。 詳細はこちら

良い作物に必要な良い水とは?
探し求めた先に今の仕事がある

特定化学物質等作業主任者

三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社宮下 翔

農業を志し、環境について学べる大学を選ぶ

元々実家が農家だったことから、大学を選ぶ段階では農作物にかかわる仕事がしたいと考えていました。植物を育てるためには良い水と十分な養分が欠かせないことは知っていましたが、その具体的な要因は何かを知るため、最終的に麻布大学に入学することに決めました。
授業では主に、人間が快適に暮らすための条件や動物と人間が共生するための条件など、地球全体のバランスをとるための学びが中心でした。生き物ごとの生存環境を知らないと整備は行えないので、とても勉強になりました。土壌関係については学内の「学術情報センター(図書館)」で調べられましたし、入学した目的は十分に達成できたと思っています。 詳細はこちら

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