麻布大学

獣医学部

獣医学科VETERINARY MEDICINE

研究室一覧

  • 解剖学第一研究室
    病気を理解するためにまずは動物の健康な状態を知ろう

    准教授:市原 伸恒
    講師:大石 元治
    研究テーマ
    動物の正常な体の仕組み

    皮膚のバリア機能を担う細胞のはたらきを探る。体の動きの秘密を骨と筋肉から探る。
    研究対象
    伴侶動物、産業動物
  • 解剖学第二研究室
    神経細胞と神経膠細胞の協調

    教授:坂上 元栄
    講師:小澤 秋沙
    研究テーマ
    模様、毛の状態、毛周期

    動物の模様を決める毛色が生じるメカニズム、毛の状態を決める要因などに関する研究
    研究対象
    実験動物、ほ乳類
  • 生理学第一研究室
    爬虫両生類を中心に、エキゾチックアニマルの生理学を研究しています

    教授:村上 賢(兼務)
    講師:松井 久実(兼務)
    研究テーマ
    年齢推定、ボディコンディション、体色

    健康度や年齢、性別など、野生動物の保全の観点で当該種の集団構造を考える際に有用となる基礎情報を測定するための手法開発に取り組んでいます。
    研究対象
    両生類、爬虫類、鳥類(野生動物・コンパニオンアニマル)
  • 生理学第二研究室
    ヒトと動物の病気の原因と診断・治療法の追究

    教授:折戸 謙介
    講師:井上 真紀
    研究テーマ
    病因究明と診断・治療法の追究

    人や動物の疾病の原因を解明し、病態メカニ ズムをもとに診断・治療方法を提案する。
    研究対象
    伴侶動物、実験動物
  • 生化学研究室
    基礎と臨床を研究でつなぐ

    教授:山下 匡
    講師:永根 大幹
    研究テーマ
    病気を調べて治療法を研究する

    疾患に関わる様々な分子経路を解析し、病気の原因となる遺伝子・タンパク質・脂質の機能を明らかにする。
    研究対象
    培養細胞、マウス、イヌ
  • 分子生物学研究室
    動物の成り立ち、生い立ち、歩みをDNA・RNA から解き明かす

    教授:村上 賢
    研究テーマ
    動物の遺伝子の発現制御機構

    動物の遺伝子が発現するしくみを解明し制御して…牛を効率よく太らせる、犬や猫を無理なく痩せさせる、骨を丈夫にする、など。
    研究対象
    伴侶動物、産業動物、実験動物、野生動物
  • 薬理学研究室
    動物や人の健康と幸福に貢献することをめざして

    教授:善本 亮
    准教授:福山 朋季/講師:梶 典幸
    研究テーマ
    薬や食品成分の薬理作用と安全性

    消化管疾患、糖尿病、アレルギー、歯周病の発症機序解明、および各疾患に影響を及ぼす化学物質の研究/トリグリセリドを中心とした脂質の生体への作用の研究
    研究対象
    実験動物、細胞、細菌
  • 病理学研究室
    動物がどのように病とたたかい生き抜こうとしたのかを探ります

    教授:上家 潤一
    講師:相原 尚之/助教:志賀 崇徳
    研究テーマ
    動物の病気のなりたちを調べる

    ヒトと動物でともに重要な病気であるアミロイド症、リンパ腫、筋ジストロフィーといった疾患の病理発生を研究しています。
    研究対象
    産業動物、伴侶動物
  • 感染免疫学研究室
    敵を知り、己を知る! 病原体から身体を守るしくみと病原体による感染メカニズムの解明

    教授:川本 恵子
    講師:岡本 まり子、佐藤 祐介
    研究テーマ
    病原細菌、細菌叢、バクテリオファージ、宿主免疫機構

    細菌の攻撃と宿主の防御を解明する研究室。その鬩ぎ合いの新しい形を提案する研究。
    研究対象
    実験動物、細胞、細菌、バクテリオファージ、ウイルスベクター
  • 微生物学研究室
    動物のウイルス感染症の撲滅をめざします

    教授:田原口 智士
    講師:藤野 寛
    研究テーマ
    ウイルスの抑制と病原性発現機序の解明

    ウイルスが感染して病気を起こすまでには、ウイルスと宿主の間で様々な相互作用が起こっています。それらをウイルス側・宿主側から解明していこうとしています。
    研究対象
    ウイルス、伴侶動物、産業動物
  • 寄生虫学研究室
    生き物の中にはなんらかの生物がいて共生あるいは寄生している

    教授:平 健介
    研究テーマ
    家畜寄生虫病、人獣共通寄生虫病、消化管内寄生虫

    産業上あるいは公衆衛生上問題となる家畜や伴侶動物の寄生虫病で、特に消化管内寄生虫による病気の予防治療に関する研究を行っている。
    研究対象
    産業動物、伴侶動物、魚類、昆虫類
  • 産業動物内科学研究室
    産業動物の健康は私たちの心と身体の健康です

    教授:恩田 賢
    講師:新井 佐知子/助教:風間 啓、堀 香織
    研究テーマ
    牛の臨床、代謝・泌乳生理、蹄病、豚の内科学と運動器疾患

    正常な動物から病気の動物まで、牛や豚の生物学的な特徴を明らかにし、健康な動物の生産を通して人と環境を豊かにする研究を行っています。
    研究対象
    産業動物(牛、豚)
  • 小動物内科学研究室
    「臨床の限界」という壁をサイエンスでのりこえる

    教授:久末 正晴
    講師:五十嵐 寛高
    研究テーマ
    犬猫の再生医療、腸内細菌、腫瘍、免疫

    肝臓の再生医療、糞便移植や腸内細菌叢の解析、血液腫瘍の免疫介在性疾患の診断・治療を研究しています。
    研究対象
    伴侶動物(犬、猫)
  • 小動物外科学研究室
    さまざまな専門的視点から犬猫の臨床獣医学に取り組む

    教授:藤井 洋子、高木 哲、藤田 幸弘
    准教授:齋藤 弥代子、青木 卓磨/講師:金井 詠一
    研究テーマ
    犬猫の臨床獣医療

    軟部組織外科、腫瘍科、整形外科、神経科、呼吸器科、循環器科のそれぞれの専門的視点から臨床獣医学に取り組む。
    研究対象
    伴侶動物(犬、猫)
  • 小動物臨床研究室
    犬、猫を中心とする臨床的研究を主体に幅広い研究分野に展開する

    准教授:西田 英高
    助教:伊藤 哲郎、髙橋 広樹
    研究テーマ
    犬・猫の臨床獣医学

    内科、眼科、神経外科などのさまざまな専門学的な分野から臨床獣医学の発展に取り組む。
    研究対象
    伴侶動物(犬、猫)
  • 臨床診断学研究室
    小動物の臨床病理と産業動物のX 線がメインの診断に特化した研究室です

    教授:山田 一孝
    講師:根尾 櫻子
    研究テーマ
    臨床病理と画像診断

    画像診断検査の裏付けを臨床病理検査で行う新しい学問分野です。
    研究対象
    イヌ、ネコ、ウシ
  • 獣医放射線学研究室
    動物に負担の少ない診断と治療をめざして

    准教授:圓尾 拓也
    講師:茅沼 秀樹
    研究テーマ
    各種画像診断と放射線治療

    X線、超音波、CT、MRIといった各種画像診断と放射線治療を通して広くコンパニオンアニマルのQOL向上に寄与する研究を行っています。
    研究対象
    伴侶動物(犬、猫)
  • 獣医衛生学研究室
    牛乳房炎の研究を核に広く牛の生産獣医療を学ぶ研究室

    教授:河合 一洋
    研究テーマ
    牛の乳房炎、生産獣医療

    生産獣医療の観点から薬剤耐性や牛乳房炎の治療と防除手法の研究に取り組んでいます。
    研究対象
    産業動物
  • 伝染病学研究室
    伝染病の病原体診断、予防に関する研究に取り組んでいます

    教授:長井 誠
    准教授:村上 裕信/助教:石田 大歩
    研究テーマ
    動物の感染症の制御

    生体試料からの病原体検出、病原体の性状解析や抗ウイルス作用のある化合物の探索など、動物の感染症の制御に役立つ研究
    研究対象
    産業動物、伴侶動物、野生動物
  • 栄養学研究室
    健康管理も生産性向上もまずは栄養管理から

    教授:勝俣 昌也
    准教授:鈴木 武人
    研究テーマ
    産業動物と伴侶動物の栄養生理

    ウシのルーメン発酵と周産期の栄養管理、ブタの時間栄養学とアミノ酸栄養、ネコのカルシウム栄養について研究しています。
    研究対象
    ウシ、ブタ、ネコ
  • 臨床繁殖学研究室
    我々の食卓を支える産業動物の繁殖について研究しています

    教授:吉岡 耕治
    准教授:野口 倫子
    研究テーマ
    産業動物の受胎性向上と高度繁殖技術

    IoTを活用した繁殖管理システム、産業動物の受胎性向上と高度繁殖技術、豚の人為的初乳作出技術など、生産現場で活用できる研究に取り組んでいます。
    研究対象
    産業動物
  • 公衆衛生学第一研究室
    環境からのメッセージを読み解こう

    准教授:吉岡 亘
    講師:杉田 和俊
    研究テーマ
    環境と動物の相互作用

    環境衛生とその関連の領域の中で(1)分析化学方面から化学物質の検出(2)生物学方面から環境応答の分子基盤の解明に取り組んでいます。
    研究対象
    環境試料(土壌・水など)、生体試料(実験動物組織・体液)
  • 公衆衛生学第二研究室
    毎日食べる食品の安全性や動物由来感染症を研究しています

    教授:森田 幸雄
    講師:岡谷 友三 アレシヤンドレ
    研究テーマ
    食品、特に食肉の摂取に起因する感染症について

    家畜や野生動物は一見健康でもO157等の食中毒菌を腸管内に保菌しています。これらの細菌による食中毒を防止する方法を科学的に証明しています。
    研究対象
    と畜場法(牛、豚、馬、めん羊、山羊)、食鳥処理法(鶏)、ジビエ(イノシシ、シカ等)の糞便や食肉
  • 実験動物学研究室
    実験動物福祉の理念を守りながら人や動物の健康に貢献する

    教授:中村 紳一朗
    准教授:塚本 篤士
    研究テーマ
    疾患モデル・実験動物福祉

    実験動物福祉の理念を守りながら、人の健康に貢献できる新しい実験動物モデルを研究しています。
    研究対象
    マウス、ラット

獣医学部所属研究室

  • 基礎教育研究室(化学)
    微生物がつくる未知の生理活性物質から人や動物の薬剤をめざす

    准教授:紙透 伸治
    研究テーマ
    微生物がつくる化合物から薬剤をめざす

    動物に生息する微生物がつくる化合物を単離し、これらがどのような効果を示すか培養細胞を使って調べることで薬剤をめざす。
    研究対象
    微生物、有機化合物、培養細胞
  • 基礎教育研究室(生物学)
    質の高い独創性がある研究を追求し世界に発信する

    教授:佐原 弘益
    研究テーマ
    癌の生物学

    癌の基本的な性質を分子レベルで解明していく。
    研究対象
    基礎腫瘍学
  • 基礎教育研究室(情報科学)
    情報科学を礎に生体膜の応用研究や画像の機械学習活用など幅広く

    講師:三澤 宣雄
    研究テーマ
    生体膜の応用研究から機械学習に基づいた画像識別の応用まで幅広

    脂質二重膜を反応場としたセンサ開発や細胞をはじめとする生体試料の画像識別に取り組んでいます。
    研究対象
    生体材料、細胞、膜タンパク質、核酸
  • 基礎教育研究室(英語)
    動物倫理思想の根源と歴史を考察する
    19世紀英国の貸本文化について研究する

    教授:石井 康夫/准教授:委文 光太郎
    研究テーマ
    動物観・倫理

    動物の「命」の尊さ、生命を持つものへの畏敬の念について考える。
    研究対象
    小動物・産業動物の倫理文化史
  • 基礎教育研究室(数学)
    緻密な論理に立脚した普遍の真理の探求

    准教授:廣田 祐士
    研究テーマ
    現象の記述と数学理論の究明

    現象や物事の機作を数学、特に幾何学の言葉で定式化し、背後に潜む数学的真理を探ります。
    研究対象
    対称性、トポロジー、力学系
  • 生物科学総合研究所研究室
    まだ知られていない動物の微生物をみんなで発見しよう

    教授:落合 秀治
    研究テーマ
    動物の病原性微生物

    かつて例を見たことがない病原性微生物をいち早く発見報告し、動物の健康を守る。
    研究対象
    産業動物、エキゾチックアニマル

その他、各研究室の詳細は「ラボ×ナビ」をご覧ください。

CONTENTS