麻布大学

獣医学部

獣医学科VETERINARY MEDICINE

「馬が好き!」という思いから
めざしたのは、競走馬の世界

JRA獣医師

日本中央競馬会(JRA) 美浦トレーニング・センター藤澤 千尋さん

馬のことを身近に感じ始めたきっかけは、麻布大学の「牧場実習」で滞在した乗馬の育成牧場でした。その後、馬のことをさらに知るために、競走馬の関連施設や生産地などに自ら連絡を取り、見学を試みました。そして、多くの人によって支えられている競走馬の力になりたいと思い至りました。
その思いがかなってJRA に入会することができ、現在は「美浦トレセン」で獣医師として3 年目を迎えています。トレセンとは、トレーニングを積みつつレースに備えている競走馬が常時2,000 頭ほどいる、いわば“ 選手村” のような場所です。日々のトレーニングに立ち会うほか、運動器疾患をはじめとする診療、骨折などに対する手術まで行っています。 詳細はこちら

努力が実を結び米国の専門医に
今後は獣医学教育で恩返しを

眼科専門医

どうぶつ眼科専門クリニック辻田 裕規さん

「本当の自信は、努力をしなければ絶対に身につかない」―大学時代の自分を振り返って書いた言葉が、私のブログに残っています。眼科の研究室に入ってからの私は、とにかく必死でした。やる気に火をつけてくださったのは、飽くなき探求心を持つ研究室の先生の姿。毎晩遅くまで眼科について研究し続ける先生の背中を見ながら、「物事を極めるにはこんなにも努力が必要なのか」「ひとつ極めれば、それが将来の武器となるはずだ」と感じたものです。
そして、当時の臨床はとても楽しかった! 今も麻布大学には附属病院があり、第一線でご活躍のスペシャリストと出会えますが、こうした環境は非常に恵まれていると思います。 詳細はこちら

牛たちの病気を少しでも減らしたい

臨床獣医師

北海道ひがし農業共済組合 釧路東部事業センター 浜中家畜診療所 勤務風間 啓さん

もともと小動物臨床を志望していたのですが、麻布大学で産業動物臨床を知って牛に強く興味を持つようになりました。
乳牛は品種改良を繰り返したために、乳熱といった乳牛特有の病気になってしまうことがあります。人間のために大切な食べ物を産み出してくれる牛たちの病気を少しでも減らしたい—そんな思いから今の職場を選びました。牛の病気をゼロにできたら、酪農家さんの負担も減るし安定した食糧供給にもつながります。地域で「あなた誰?」って言われるほど、獣医師としての自分の活躍の機会がなくなることが究極の理想ですね。

最高レベルの
動物医療に携わるために

臨床獣医師

ONE for Animals 所属 ・ DVMsどうぶつ医療センター横浜 勤務伊澤 幸甫さん

二次診療施設の整形外科で診察、手術に当たっています。かかりつけの獣医さんなどによる一次診療では診断が難しい疾患を扱ったり高度
な手術を行ったりするような、最高レベルの動物医療に携わりたいと思ったからです。大学卒業後に一次診療の職場で働きながら、整形外
科の研修を独自に進めて今の環境を得ることができました。より一層知識を深めるため、社会人大学院生として生理学第二研究室で学ぶことにしました。そこでの研究や仕事での実績を基に論文を発表するなどして、整形外科の獣医師として世界に貢献していきたいですね。

臨床の現場で培った学びを
創薬の研究に生かしたいです。

製薬研究員

田辺三菱製薬株式会社 勤務内田 景子さん

在学中は外科学第一研究室に所属し、動物の再生医療について研究していましたが、その過程で研究することの面白さを発見。卒業後の仕事として研究職をめざすようになりました。世の中のイメージでは、獣医師の仕事といえば臨床医と思われがちですが、私のように製薬会社に勤務し、新しい薬をつくる研究に携わることも重要な仕事のひとつです。現在、私が取り組んでいるのは、新しくつくられる薬の副作用を調べる研究で、ラットやマウスなどの動物を用いて毒性試験を行い、安全性を確認しています。将来、その薬を利用される患者の方を想像し、薬を使うことで生じる利点とリスクのバランスを考えながら行うこの研究は、非常に奥が深く、大きなやりがいを感じています。今後は、学生時代に獣医臨床センター(附属動物病院)で学んだ実践的な知識を生かして、より良い研究を行うことはもちろん、安全性の視点から新しい薬のアイデアを提案していければと思います。

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