
加藤 美海
KATO Haruka
高崎商科大学附属高等学校出身
産業動物内科学研究室所属
充実した学内の施設で産業動物臨床を学び、経験豊富な先生方の指導のもと、産業動物獣医師をめざす加藤さんの学びをお届けします。
首都圏で産業動物獣医療を学ぶ
充実の施設が育む、確かな臨床の根拠
麻布大学を選んだ一番の理由は、首都圏にありながら産業動物分野に力を入れている点です。私が所属する「産業動物内科学研究室」で利用する産業動物臨床教育センター(LAVEC)には、牛がストレスを感じにくい十分な広さの入院スペースや清潔な手術室、そして国内でも有数の大型CTなど、高度な獣医療機器が完備されています。そして研究室では単に知識を覚えるだけでなく、「なぜその薬を使うのか」「なぜこのタイミングで検査が必要なのか」という根拠が常に問われます。膨大な準備や処置の一つ一つに意味を見いだす過程は苦労の連続でしたが、先生方の熱心な指導のもとで経験を積むうちに、点在していた知識がつながり始めました。五感をフルに使って患畜と向き合い、高度な獣医療機器で裏付けを得る日々。この恵まれた環境こそが、確かな獣医療技術を磨くための最短ルートだと実感しています。
「産業動物内科学研究室」のオリジナルパーカー。バックプリントのイラストが特徴的
多様な人たちと交わす議論
多角的な視点と対話が育む、真の診断力
学びを深める上で私が大切にしているのは、「不明点をアウトプットする」ことです。本学の獣医学科はひと学年の人数が100人以上と多く、多様な背景や考えを持つ仲間が集まっています。疑問を感じた際に、周囲の人たちと様々な角度からディスカッションを重ねることで、一人では到達できない深い理解を得ることができます。こうした中で、先日の実習では牛の状態を見て自然と処置の判断が浮かぶ瞬間があり、臨床的な視点が身についてきた手応えを感じました。
卒業後は島根県の診療所で産業動物獣医師として歩み始めます。仲間と切磋琢磨 し、広い視野で議論し合えるこの学び場があったからこそ、自信を持って次のステージへ踏み出すことができます。多様な人たちとの出会いと、そこで培われた多角的な視点は、これからの獣医師人生を支える一生の財産になると確信しています。

私の研究をサポート
全国各地から産業動物を受け入れる「LAVEC」
多様な疾病を抱えた牛や山羊が入院するLAVEC。充実した機器による検査結果と、自身の五感で得た所見を照らし合わせるプロセスは、納得感のある深い学びに直結します。実際に見て、触れて、いのちと向き合う日々を通じ、確かな獣医療の技術を磨いています。









