麻布大学

学部・大学院ACADEMIC / GRADUATE

環境保健科学専攻

人を中心に、健康、食、環境の3つの柱をテーマに総合的かつ専門的に研究します。

専門分野

精神機能学 生体機能学 生体防御学 微生物学 病理学 分子病態解析学 生活環境科学 食品健康科学 栄養疫学 環境保健社会科学 環境教育学

教育理念・目的

博士前期課程(修士)

博士前期課程では、高い倫理観を養うとともに、バイオサイエンスを取り入れた臨床検査技術学領域、食品健康科学領域及び環境科学領域における高度な専門知識と技術を備えた中堅の研究者、技術者又は統括指導者となるにふさわしい能力を養成することを目的とします。

博士後期課程(博士)

博士後期課程では、博士前期課程で修得した知識と技術を更に向上させ、独創性の高い研究能力を培い、関連する分野で自立した研究者、指導者となるにふさわしい能力を養成することを目的とします。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

博士前期課程(修士)

博士前期課程では、国の内外を問わず、またこれまでの大学・学部での専攻学科にとらわれず高い基礎学力と、将来に対する明確な目標とそれぞれの各研究分野に対して強い興味を持った人物を求めている。

  1. 4年制大学卒業資格および同等の学力を有し、食品科学、健康科学、環境科学の横断した分野および環境保健科学に強い関心を持ち学習意欲に富んだ人
  2. 社会人等でこれらの分野に関わる業務に就いており、さらに高度な専門性を身につけ、倫理観をもって社会に貢献する意思をもつもの
  3. 食品科学、健康科学、環境科学の横断した分野および環境保健科学の研究課題に対し、解決しうる広範な知識を習得し、実践する意欲をもつもの

博士後期課程(博士)

博士後期課程では、環境保健学研究科の理念・目的を達成するために,次のような資質を持つ人材を求めている。

  1. 食品科学、健康科学、環境科学の横断した分野および環境保健科学に関連する諸科学の修士号を取得したもの又は同等の知識学力を有するもの。
  2. 食品科学、健康科学、環境科学の横断した分野および環境保健科学の研究領域に関する深い探求心を持つもの
  3. 食品科学、健康科学、環境科学の横断した分野および環境保健科学の研究課題に対し、研究者として高い倫理観を持ち、論理的な思考を持って解決することができるもの
  4. コメディカルな分野において高度専門職業人としての意識も持ち,国内外問わず広い視野を持って高度な研究者、技術者あるいは統括指導者として活躍したいもの

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

博士前期課程(修士)

  1. 博士前期課程の修了要件を満たしたもので、かつ食品科学、健康科学、環境科学の横断した分野および環境保健科学分野に関する専門的知識および学際的知識並びに研究能力をもち、関連する分野で中堅研究者、高度技術者になる能力をもつ。
  2. 専門的知識や学際的知識および修得した研究能力が社会に及ぼす影響を理解して、倫理観を備え論理的かつ科学的に物事を判断することができる。
  3. 臨床検査技術学と食品健康科学及び環境科学に関わる諸問題を総合的に解明する基礎的かつ応用的能力をもって、社会に貢献することができる。
  4. 多様性のある社会において修得した専門的知識および学際的知識を総合的に活用して教育研究職等で活躍することができる。
  5. コメディカルな分野において、中堅研究者、技術者として科学的根拠に基づいた正確な情報を伝達するためのプレゼンテーション能力や論文作成することができる。

博士後期課程(博士)

  1. 博士後期課程の修了要件を満たしたもので、かつ食品科学、健康科学、環境科学の横断した分野および環境保健科学分野に関する専門的知識および学際的知識並びに独創性の高い研究能力をもち、関連する分野で自立した研究者、高度技術者および総括指導者になる能力をもつ。
  2. 専門的知識や学際的知識および修得した研究能力が社会に及ぼす影響を理解して、充分な倫理観を備え論理的かつ科学的に物事を判断することができる。
  3. 自立した研究者、技術者として総括指導能力が求められる環境において、目標を明確にし、社会に貢献することができる。
  4. 多様性のある社会において修得した専門的知識および学際的知識を総合的に活用して、社会の発展と人々の健康のために科学者、研究者として責任ある行動をとることができる。
  5. コメディカルな分野において、総括的研究指導者として科学的根拠に基づいた正確な情報を伝達するためのプレゼンテーション能力や論文作成することができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

博士前期課程(修士)

  1. 専門分野の基礎となる幅広い知識を習得させるために、健康、食、環境分野の必修科目として開講されている授業科目の講義、実験及び実習を配置するとともに資格取得のためのプログラムを設置する。
  2. 所属する専門分野において独創的研究を行うために「特別演習」及び「特別実験」を2年間にわたって配置する。
  3. 修士号にふさわしい学識と倫理観を修得するため、共通科目として「アカデミック英語コミュニケーション」)及び「科学者・研究者論」および他研究科の授業科目を配置する。
  4. コメディカルな分野において、プレゼンテーション能力や論文作成能力を養うために、入学後、早期に1人の研究指導教員及び2人の副研究指導教員を決定し、研究計画から実施まで3人の指導教員により研究指導システムをおく。
  5. 専門領域における研究者として社会的に活躍できる人材とするため,学内外の研究発表を積極的に推進するプログラムをおく。

博士後期課程(博士)

  1. 更に高度な専門的知識を習得させるため、健康、食、環境分野の応用知識及び学際的分野の幅広い知識を授けるとともに所属する専門分野において独創的研究を行うために「特別演習」及び「特別実験」を3年間にわたって配置する。
  2. コメディカルな分野において、総括的研究指導者として優れたプレゼンテーション能力や論文作成能力を養うために、入学後、早期に1人の研究指導教員及び2人の副研究指導教員を決定し、3人の指導教員による総合的で綿密かつ高度な研究指導システムをおく。
  3. 専門領域における研究者として国際的に活躍できる人材とするため,学内外の研究発表を積極的に推進するプログラムをおく。

修了者の進路

本専攻開設からこれまでの修了者の進路です。
教職/地方公務員/国家公務員/公益研究機関/食品関係企業/製薬関連企業/病院/検査センター関連企業/麻布大学大学院博士後期課程進学/他大学大学院進学 ほか