准教授 市原 伸恒
プロフィール
動物の体を作っている器官や細胞の形や大きさ、色などを、まとめて形態といいます。形態には必ず意味があり、これまで多くの人達が行ってきた研究で器官や細胞がもつ形態の意味がわかっているものもあれば、その意味が未だにわからないものもあります。この形態の意味を明らかにしようと、加齢の進んだ動物や病気になった動物の体の変化も参考にしながら研究を進めています。また、形態は機能とも深く結びついています。器官や細胞がもつ機能についても、(肉眼)解剖学的な手法や、光学顕微鏡や電子顕微鏡を用いた観察、さらには組織化学的手法により解き明かしていきたいと思います。