准教授 岡本 まり子
獣医学部 獣医学科
- 研究室
- 感染免疫学研究室
- 所属と主な研究内容
- 感染免疫学研究室(獣医学部棟6F 606号室)
(研究内容についてはプロフィールのところあるいは研究室HPに記載しています)
- 担当科目
- 獣医免疫学、免疫学、微生物学実習 I、インターンシップ、専門学外実習、卒業論文など
プロフィール
獣医師(大阪府立[現 公立]大学)・理学博士(東京理科大学).学位取得後,理化学研究所(横浜研究所)任期制研究員,医薬基盤(現 医薬基盤・健康・栄養)研究所(大阪府茨木市)特任研究員,山口大学総合科学実験センター(現 大学研究推進機構総合科学実験センター)遺伝子実験施設助教等を経て,2011年4月より現職.2017年 Washington University School of Medicine in St.Louis, Department of Pathology and Immunology 訪問研究員.
現在は主に,A) 膜型女性ホルモン受容体や補酵素受容体の機能解析,特にこれらの受容体を介した,あるいは補酵素自体による抗炎症と抗腫瘍作用との関連について,B) イヌの腫瘍治療に向けたT細胞解析やCAR-T検討について,C) 獣医療における遺伝子治療・ゲノム編集のためのより適した核酸/タンパク質導入法の開発・副作用の軽減について,D) イヌのアレルギーに関わる遺伝子の転写調節について,研究をしています.
細胞の中にあるタンパク質などの分子がどのような指令を受けてどのように働き,その結果細胞がどのような動態を示し,れらによって生体内の免疫系がどのように制御されて恒常性を維持しているのか・・多くの研究者の努力によって解明された部分もありますが,まだわからないことも多くあり,微力ながらも未知の部分を解明し生体内免疫システムの理解に繋げようと模索したり迷走したり悩んだり・・,そして研究と教育に携わっていることに感謝しながら日々奮闘しています.