教授 折戸 謙介
獣医学部 獣医学科

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プロフィール
人と動物の医療への貢献を目指し、"病態解明と薬物・健康素材評価"をテーマに研究を行っています。循環病態生理分野では、心不全の病態に着目し血管収縮や心肥大を引き起こす生体物質であるアンジオテンシンの動きからその病因を研究しています。
薬物は、併用する薬物や食事により吸収や代謝が変わる可能性があります。その場合、薬が効き過ぎたり逆に効かなくなったりします。薬物相互作用について詳細に解析し、特にイヌにおける悪い飲み合わせ、食べ合わせがあるか評価しています。
動物の"痛い"や"かゆい"といった感覚は、動作や神経信号の特徴として捉えることができると考えています。この考えのもとで動物の動作解析方法や神経伝導速度測定方法の確立を目指して研究しています。これらの評価法を確立できれば、動物の感覚のみでなく神経の異常をも客観的に捉えることができ、的確な診断や薬物の効果判定に大きく貢献できると考えています。
ティーチング・ポートフォリオ