教授 落合 秀治
生命・環境科学部 附属関連施設
- 研究室
- 生物科学総合研究所
- 所属と主な研究内容
- 犬のアミノ酸輸送体、中でも“今一番熱い”LAT1(L型中性アミノ酸輸送体1)の機能解析を進めています。この遺伝子は普段は発現しませんが細胞が癌化すると活性が上昇し、癌のバイオマーカーとしてだけではなく、LAT1抑制が制癌効果につながることが明らかにされています。LAT1[例えると栄養供給配管]を塞いで、癌細胞を兵糧攻めにするような構想を基に実験を進めています。
犬は哺乳類で一番白内障の発生率が高く、原因についても不明なことだらけですが、ある特定の遺伝子が関与していることは疑いようもありません。私は、犬白内障レンズ上皮細胞から株化細胞の誘導に成功しました。この細胞株を用いて白内障発症原因を追及しています。
- 担当科目
- 動物生化学I,動物生化学II,動物生化学実習,生命科学基礎実習,放射線衛生化学,環境・食糧・生命操作問題,獣医学特論,卒業論文,専門ゼミI,専門ゼミII
プロフィール
生年月日 1965年9月20日生
学歴
1990年3月 | 北海道大学 獣医学部 獣医学科 卒業 |
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職歴
1990年4月 | 明治製菓(株)入社 (薬品総合研究所) |
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1992年3月 | 明治製菓㈱退社 |
1992年4月 | 麻布大学 附置生物科学総合研究所 助手 |
2008年4月 | 講師 |
2012年4月 | 准教授~現在にいたる |
獣医師、第一種放射線取扱主任者、獣医学博士
ティーチング・ポートフォリオ